社内ネットワーク構築の流れを徹底解説!社内のITインフラを整備しよう

社内ネットワーク構築をスムーズに進めるためにも、全体の流れを確認しておきましょう。そして、現状を確認し、問題点がある場合はシステムの見直しや新たな機器の導入を検討する必要があります。

セキュリティ対応で情報漏洩を防ぐ!社内ネットワークの構築手順とポイント

ポイントと書かれたオブジェ

社内で新たにネット環境を構築する際には、機器やソフトなどのITインフラを整えるだけでなく、セキュリティ対応についても考慮しなければなりません。

こちらでは、一般的な社内ネットワーク構築の手順と、押さえておきたいポイントをご紹介いたします。

構築手順

社内ネットワーク構築は、以下の順番で実施されます。

現状の確認

まずは、自社の現状を調査することから始めます。拠点数や接続するデバイスの数の確認だけでなく、現状で問題となっている点や、今後行うプロジェクトに必要な環境などを明確にします。もちろん、セキュリティに関する調査も必要です。

規格を決める

次に、社内ネットワークの規格を決めていきます。社内で使用される規格の多くは、LAN(有線・無線)です。有線・無線どちらか一方だけでなく、必要に応じて切り替えて使用することも可能です。それぞれメリット・デメリットがありますので、使用用途、場所を確認して決めてください。

ネットワークの接続形態を決める

できるだけシンプルなシステム設計をすることが大切です。複雑な形態を採用した場合、構築後にトラブルが起こったときに原因を調査するのが難しくなる可能性があります。接続形態(トポロジー)の主な種類は、以下の3つです。

バス型

一つの線にオフィスで使う機器すべてを接続する形態です。シンプルな構造で、配線も短くて済みます。後から機器を増設するときに、追加で配線を分岐する工事が必要です。

スター型

複数の機器を放射状に接続する形態を指します。比較的自由度の高い配線が可能ですが、一部の機器だけに負荷がかかりやすく、トラブルが起こることがありますので、注意が必要です。

リング型

すべての機器が輪になるように接続されます。一つの機器が別の二つの機器に接続されますので、通信負荷が集中するのを防ぎ、1ヶ所でトラブル(断線)が起こっても、逆回りで通信することが可能です。ただし、ネットワークによっては1ヶ所でトラブルが起きると、すべての機器で通信ができなくなるケースもあります。

マニュアル化も大事

社内ネットワーク構築の完了後は、運用・管理を行います。その際、運用・管理方法をマニュアル化することが大切です。トラブル発生時に、マニュアルにしたがって速やかに対応できます。

ネットワーク構築のポイントとは?

ネットワーク構築の際に押さえておきたいポイントは、以下のとおりです。

自社に合ったものを選ぶ

拠点がいくつあるのかによって、LANとWANどちらにするとよいのかは変わるものです。拠点が複数ある会社なら、WANが適しているでしょう。LANの場合は、有線にするか無線にするかも決めなければなりません。

IPアドレスのクラスを決める

IPアドレスとは、ネットワークに接続する機器を識別するための番号です。接続するパソコンの台数によって、三つにクラス分けされます。最大約1,600万台ならクラスA、最大6万5,000台ならクラスB、最大254台ならクラスCです。自社のパソコン数を確認して、適したクラスを利用しましょう。

拠点数の確認

拠点の数によって、ネットワーク構成や費用が変わります。1ヶ所なら問題はありませんが、複数ある場合は拠点数を明確にしておくことが大切です。

トラフィック量の監視

ネットワークにおける通信量のことをトラフィック量と呼びます。トラフィック量が膨大になると、サーバーがダウンすることもあるため、きちんと監視しておく必要があります。社内で使うトラフィック量は、常に確認できる状態にしておくことをおすすめします。

セキュリティ対応

社内におけるネットワーク環境の構築で最も大切なことが、セキュリティ対応です。セキュリティ対策としておすすめなのが、VPN構築です。VPN構築では、共用のインターネット上へ仮想的に専用の回線を構築します。情報漏洩などのリスクを抑えるためにも、導入がおすすめです。

VPN構築で社内のセキュリティを強化!構築のご依頼はお気軽に

セキュリティ強化に関するアイコン

会社や店舗のネットワーク環境を構築する際の流れについて解説しました。まずは自社のネットワークの現状を確認して、自社に適切な規格や接続形態などを選びます。管理や運用などをマニュアル化しておくことも、構築後のトラブル対処のために必要なことです。

また、拠点数や接続するパソコンの台数をしっかりと確認しておくことも、社内ネットワーク構築の際には大切なポイントとなります。

九蓮ネットワークスでは、セキュリティ対策も考慮した社内ネットワーク構築をメインにサービスを提供しています。会社規模でセキュリティ対応をする際は、VPN構築が適切です。

導入したいけれど詳しくない、不安があるという方にも親身に対応いたします。会社の規模や使用する状況などに合わせて、適切なプランをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

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